【手術室への旅立ち】

【手術室への旅立ち】

 

感情ありのままです(*^▽^*)

 

***読む前にご注意***

このコラムは同じ病気の方が読まれて勇気や元気になるため

手術を受ける方へのお役立ち情報のために記載します

またはこれから起こる方が、いつか検索ヒットして古くなった

情報になるかもしれませんが少しでも安心感が増えるように書きます

病気ごとで重たい文面にならないように気持ちが明るくなる意味を

込めて面白くおかしく表現します、自分本来の素のキャラで

発言しますから不快な方は読まれないでください。

ナーバスなことだから明るく笑い飛ばしたい考えなので

『THE一般とはこうあるべき』みたいな方も読まれない方がいいと思います

内容は婦人科系の表現やディープな部分にも触れますから

『THE女性がこんなこと言うべきじゃない』の方も読まれない方がいいと思います(;^_^A

自分の記述なので出産して良かったことも遠慮なく書きます

『お子さんいらっしゃらない方への配慮がない』とかおっしゃる方もご遠慮ください

ご意見・感想は不要ですし、論争するつもりもありませんから

私の実体験が情報を必要とする人へ届くよう好きなように書かせてくださいね

 

 

***コラムのいきさつ***

婦人科系だからこそネットに記載している人はとても少なかったです

少ない情報分母の中で、つつみ隠さず個人のブログで細かく書かれていた方の表記が

すごく重宝しました!全く解らない世界のイメージもついて安心できたし

手術を受けてよかったのか?その後の結果や気持ちはどうか?手術を一人で受けた方のページは

文面から勇気を持てましたし他の方ページ含め『情報を知って』選択がしやすくなりました

恩返しのためにバトンタッチの意味をこめて、自分の体験が役立てたら本当に嬉しいからまとめてみます♪

同じ病気の方、これからそうなってしまう方が早く解決して元気になりますように!

 

 

↓ ここからはじまります

 

 

 

 

 

 

 

ようやく手術に関するコラム順番がきました。

ここまで長かったです!

 

今回の件でコラムを綴っている文章はA4で、83ページ目(笑)

何かのお役立て情報になれば本当にうれしいです。

 

手術の当日をむかえ

とっても清々しくなく(笑)

ダークというより、上の空な自分でした。

心ここにあらずのバンビw

 

それまでの一週間ほど眠れず

入院した日の睡眠導入剤もきかず

 

『麻酔でぐっすり眠るぞ』という淡い期待は、その後崩れます。

早く麻酔が切れて痛みに苦しみました。

(大腸カメラみたいな爽快な麻酔ではなかった)

 

結局、ちゃんと眠れたという日は、退院の後でした。

 

そんな不眠でぼーっとしているのか

いやいや、現実逃避で

『これから手術』を認めたくなかったんですよね。

 

予定ではお昼からの手術になっていて

でも状況によっては午前でも手術開始になるかもということで

 

ある程度のことは10時くらいまでに済ませて

いつでも準備OKという流れまで運びました。

 

手術着に着替えるのは、時間が前後しても

事前にわかるので、まだ着なくていいよとのこと

マタニティウエアで過ごします。

 

午前中から子バンビさんと弟ケンケン、エンジェルYさんが

来てくれました。

 

あんまり手術ネタの話題ではなく、面白おかしく

笑い話してた気がする。

 

私が『プリン食べたい』と笑い話してたら

弟ケンケンが、下のコンビニでプリンとミルクティ買ってきてくれて

優しい・・・(*´ω`)

 

でも前の日20時から絶食なので食べれず( ノД`)シクシク…

(退院して食べました)

ケンケン、ごめんよ

 

珈琲や紅茶も前日から、手術後3日くらいはNG。

 

刻々と時間がすぎて・・・

 

あーどうしよ

あーどうしよ

あーどうしよ

あーどうしよ

あーどうしよ

あーどうしよ

あーどうしよ

 

という感じです。

動物園のオリの中で右往左往している動物みたいに

 

心は、無心でオロオロ。

 

『ほりえさん、前の人の手術おわったので、お着替えしましょうか』

と、ほぼ定刻で、看護師さんこられます。

 

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

とりあえず着替えて、寒いからパーカー羽織って。

 

待つ。

 

『準備できましたかー?』

『それでは行きましょうか』

 

あわわ

あわわ

あわわ

 

『手術室の前まで付き添えますよ』とのこと。

 

眼鏡を託さないといけないみたいなので

みんなでぞろぞろ。

 

エレベーターおりて

曲がって、すすんで。。。。。

 

一瞬一瞬が、コマ送りされるみたいに

心が『何も感じませんよ』って現実ブロック(笑)

 

《手術室》と書かれた前で

 

眼鏡と、パーカーを託し

 

子バンビさんと弟ケンケンに何か言われたとおもうけど

覚えてません(笑)

 

『うん、うん』

『いってくるわー』

か、『がんばってくるわー』かな

 

何か言葉を返した・・・はず。

記憶無し。

 

だけどここからは記憶がまだある(笑)

 

一人で入ると、手術室の手前に何人か待っていて機械があった。

手術室の手前にドアで仕切られている空間。

 

『お名前フルネームで言ってください』

『ホリエマヨです』

『はい、よろしいです』←みたいに返されたとおもいます。

 

たしか、手術の内容を言われた気が?

記憶が薄いw

 

手術内容の確認だとおもいます。

手術の内容間違いないね?みたいな。多分。

記憶がとんでます。

 

 

ここで、エンジェルの2人目が現れました。

 

もう、次のドアが開くと手術室の中。

なんか、気持ちがジェットコースター並みにどうにかなりそうになって

 

名前を言ったりしてたときにいらした一人の若い看護師さんが

そっと、わたしに近づいて

 

手を背中に置いたんです。

 

(近づいてきたのは恐らく、泣きそうな顔したからだとおもう)

今にも泣きだしそうな・・・応対してたかもしれません。

 

 

そのフワッとした手の柔らかさというか温もりというか

今でも思い出しても涙がでそうで。

 

近所じゃなく世界中で迷子になったときに巡り合えた飼い主再会みたいな

『全米が泣いた・・』級の感動のような《感情の波》が

看護師さんの手によって起こった。

 

それが、一瞬じゃなくて

手術台にのぼるまで、手をあてて『大丈夫ですからね』とか

何か会話してくれたとおもう。

 

こけたりしない為でもある手のサポート

それにしても誘導や安全面、眼鏡ないからであっても

背中をセラピーで包んでる感じな手の添え方だった。

 

普通は腕とかでも誘導するとおもうし。

 

すごい優しい声で、しっかりしたタッチでの

背中への支えがあたたかすぎて

 

手術室の内側に入るまえの泣きたくなる感情が変わって

 

手術が怖い泣きたくなる感情もあるかもだけど

安心感の安堵の泣きたくなる感情の方が強くなっていってた。

 

これは・・・神様からのセカンドの差し金だな!と

ちょっと嬉しくもなった。

 

この出来事の『手のぬくもり』はいつまでも忘れないとおもう。

 

2番目のエンジェル到来で、心もほっとできて

手術室を見渡すことができました。

 

手術した病院の手術室は、めっちゃくちゃ明るくて

ライトも室内の雰囲気も。

淀んだ空気は一切なかった。

 

逆に張り詰めた感もなくて、確か音楽かかってた気がする

クラシックだったかな。

 

手術台は、昭和のドラマみたいな、銀色のトレーみたいな形かと

(海外ドラマでいう、検死台みたいな鉄の板みたいな)

 

もう令和ですもんね。

 

流行りの産婦人科の検診台みたいな

温かい色味で柔らかい雰囲気の優しい形をしてた。

 

救急24時にでてきそうな台でもなかった。

 

台はポツっと部屋の真ん中にあって

部屋はとても広くて

手術の物を置いている棚とかの壁際がとても遠く見えた。

 

そんなフリースペースみたいな部屋で

ポツっと台があって・・・

 

うーん、恥ずかしい(*´ω`)

 

ということで、手術の時間は私で貸し切りですw

 

『台に上がってくださいね』という声で

よいしょと、のぼって、(ちょっと高い)

 

こっちが枕ですよーみたいな合図で寝転ぶ。

 

まぶしーってほどじゃないけど、普通にあかるくて

近視が酷いのでまわりの表情はわからなかったけど

 

寝転んだ瞬間から5名?6名?もっといたかな

総出で・・・一気に勢いよく

せわしなく動き始めます。

 

ラインの工場の仕分け作業かい!ってツッコミたくなるほど

手際が早い(笑)

 

『はい、これつけますね』

他の人『こちらめくりますね』

また他の人『これね少し痛いけどねつけますね』グリグリw

ちがう他の人『点滴いれますね』

 

こんな具合に、一度にいっぺんに始まるので

何がなんだかわからないけど、なすがまま。

 

『あー、はい、はい、はい』っていろんな人に答えるのが精一杯で

何やら理解はしていない。

 

髪の生え際のおでこに付けた《何か》は

盆栽や華道に使う《剣山》みたいな感触で

 

『それだけは・・・それだけは勘弁してくれ』って

言いたかったけど、マスクつけられてた。

 

お肌だけは傷つけんとってーって言いたくて

おでこに、痣できてんのかな?と手術後の2日目くらいにみたら

何ともなっていなかったので、取り越し苦労だった(笑)

 

点滴は、後で知ったんだけど

腕の曲がるとこに挿すんじゃなくて

 

肘と親指のちょうど真ん中くらいに刺さってた。

 

この点滴の針は痛くないから『すげー』って

手術後の余裕でてきて想ったけど

プラスチック素材なんだって!

 

最近の医療はほんとうにすごい。

 

ストローみたいなプラスチック素材になっていて

挿すときは誘導の『針』らしいけど

プラスチックが刺さると針は抜くらしい。

 

ストローが上手く曲がるような感じで腕を動かしても

あんまり痛くないけど、強く押すと、そりゃ痛い。

 

このストロー部分は2~3センチほど長くて

抜いたときにビックリした。

そんな、ささっとったか!

 

麻酔しかり、手術後のいろんな点滴や痛み止め点滴など

この部分に全部通すから、1回の点滴口だけで

他に点滴の針を入院中に挿すことはなかった!

これは有難い。

 

皮膚が弱いので、この点滴口の周りに

湿布やサロンパス並みの幅の『マスキングテープ』が

かゆくて(笑)しばらく赤かったw

 

アルコール荒れは無いんだけど(消毒綿)

点滴後のマスキングテープ荒れは毎回。

 

血圧計の圧迫もすぐに湿疹というか赤い痣が四方八方に

腕まみれに出るから、毎回看護師さんが

申し訳なさそうに血圧計されていた。

(大丈夫なんですよって言っても可哀そうと言われるほどの痣)

 

また後のコラムで書くけど

この皮膚が弱いっていうのは困ったものでメスで切ったとこも

湿疹がでるし、ケロイド化しやすい。

 

腹内の麻酔注射にも内側から殴られたような痣(これは青タン)できてた。

数日でおさまりました。

皮膚が弱い方は、何かとでてくるけど医師の判断でステロイドつかったり

ケロイド化を防ぐテープもあったりするので前向き対処しましょう。

 

そして・・・話を戻します。

 

マスクを付ける頃か?付ける前か?

頭の上にいる人が麻酔科のキーマンだか。

 

たしか『ほりえさん!麻酔担当しますXXXXXXXXXXXXXXX』何かおっしゃっていた。

と、私の肩をポンポン叩いて意識を向けさせた感じ

こっち、こっち、聞いてね。みたいな。

 

何か会話したとおもいますが、その会話のときに

点滴の針いれたり胸に機械つけたりとかいろいろしてたから

気が散って覚えてませんw

 

でも急に『ズン』って

空気が重くなったというか、体が動かなくなって

目の前がスローになってきたから

 

朦朧の中で、『もう麻酔いれましたか?』と

しゃべるのも、『い・・・れ、、、、まし、た、、、か』みたいな

ちゃんと喋れてないのに

 

その、頭の上に立って作業しているキーマンの男性が

 

私の肩をポンポンして

『ほりえさん!まだねー、麻酔してないよーーーー』

『ほりえさん!これからねー麻酔のおくすりいれていきますよー』

 

と言っていたけど

嘘なの?

 

よくある《フェイク》なんじゃない?って友人たちは言ってたけど

いや、そんな感じではなかった。

 

ガチで何か、マスクから漏れ出してたか

点滴に先に何かはいってたのか?

導入の何か薬なのか?

 

最初の『ほりえさん!まだねー、麻酔してないよーーーー』

の時点で、もう喋れなくなったし、目の前から視界が消えた。

 

『ほりえさん!これからねー麻酔のおくすりいれていきますよー』

 

この時点で、耳だけしか稼働してなくて

 

《麻酔のおくすり・・・》あたりから記憶の彼方にかすんでる(笑)

 

すごく失礼ながら、未だに《これは麻酔のミス》だとおもってる。

現に、手術の終わりかけから目があいていたそうです。

まじか。

まじだ。

こわいわー

担当医のY先生が後ほど、『そこは・・・麻酔科の担当なんで』と

早く目覚めたことや目が開いていたことなどは話をスルーされた。

(特に責めたりとかはないけど、責任追及されたくない感じがあった)

 

話を戻して

 

普通は数かぞえるとおもうけど。

周りは『絶対、フェイクだよ』と言い張る。

 

↑子供の注射とかで数かぞえる前にブスっと挿すやつのフェイク。

 

あの、急に重くなった感、おかしかったもん。

 

そいえば、一気にみんながあわただしく動き始めたとき

頭の上のキーマンが『XXXXXXXの薬差し替えたか?』って言ってた。

 

若い人が『はい、XXXXXXに差し替えました』って言ってた。

 

多分、前の日に頭痛がひどくてカロナールもらったから

そんな兼ね合いがあったのか?

熱があったから?

 

何かの作用によって、麻酔の薬配合が当日に変わったのは確か。

 

それが何でなのか?説明はなかったし、未だに謎。

 

麻酔科の最初の説明しに来たときは研修医のような若い女性で

強気で勝気な方で、方針をサクっと話して終わった。

 

『吐き気の少ない薬を選びます、いいですね?』

 

いや、知らんがな。

 

美容液じゃないから、サンプル試すわけにもいかないし

どんな種類の項目があるんか、今となってはもっと説明してほしかったし

痛みに弱いとかもっと話しておけばよかったと

 

手術に関しては麻酔と痛みは、猛烈の不発感がある。

 

こんな不満いうてますが

麻酔って難しいらしいですね。

 

効きすぎても意識が戻らないのも怖いし

全身麻酔って基本、吐き気がひどい副作用とききます。

 

早く目覚めたおかげなのか?吐き気は一切なかったのは良かった。

エンジェルYさんによると、吐くのはすごい大変らしく

ノロウイルス並みに手術後にずっと吐くそうで・・・

 

それを想えば早く目覚めて痛みと戦うほうがよかったのか。

 

大腸カメラのときの麻酔が、あまりにもスムーズで

麻酔から覚めたときの天井がみえた体調が

『あー良く寝た♪』という快感だったから

あまりにも今回の痛みが、超絶不満になったのかとおもう。

(文句いうてすみません)

 

手術後の翌日か、翌々日かに、別の麻酔科のおじさん男性がこられて

『麻酔の副作用どうですかね』みたいなお伺いにきた

とても気が弱そうで、そそくさと去っていったので

今振り返ってみると、麻酔が早く覚めたりとか何か言われるんじゃないかって

私の知らない麻酔の何かを指摘されるんじゃないかと心境的に恐れてたのかな?

勝手に憶測してますが、(訴えようとかじゃないのでちょっとした愚痴です)

その当時の私は『痛み止めハイ』だったので

『元気いっぱいでーす』みたいに答えて終わった。

爆笑

 

タロットの予測の『不具合』もこういった部分で

予め、ずっとずっと前から未来が決まっていたし

運命だから受け入れなきゃなんですけども

現実的には・・・

 

手術の決定にもお伝えしたけど『納得』って先に大切じゃないかなー

あれこれ薬が選べるなら、どう検討しておすすめしたか?

プロセスを話してもらっていたら

こうして早く目覚めて、しぬほど痛くても

『目覚めるいうてたな、痛むいうてたな』って

パニックにならなかったんじゃないかと。

 

ええ、

 

お察しのとおり、パニックになりました(笑)

 

こんな性格なので、『次はどうクオリティ高く挑戦しようか』って

無意識にどんなことにも考えを巡らしてしまう癖ができている。

 

今回の手術も、二度とゴメンだけど

無意識に勝手に、『次の手術だったらこう準備しよう』とか

『次の手術だったらこれを聞いておいて完璧を目指そう』とか

 

もう手術しないのに、仕事じゃないのに

『経験を活かして準備万端のシミュレーションを図る』

『反省点を即座に次にどう準備すればいいか防ぐ』

みたいなのがクルクル思い浮かんでしまう。

 

手術の達人にでもなるんかい!?

 

よくお客様にもお話する『考えすぎよくないですよ』って

自分もこうなってしまうので、人間らしい。

 

考えすぎてしまうとストレスになるので

手術後から、たくさんの悪夢を見続けまして(笑)

 

免疫力が落ちたせいでもあるけど退院後しばらくして帯状疱疹まで

傷口に出来たりとストレスの引き金は良いものを見出さない。

 

『そんな言うほど?』っていう手術クラスだし

入院も短かったし、死ぬほどの病気じゃない。

もっと大変なひとはたくさんいる。

 

けども

 

どうやら私にとっての手術は

強大なストレスの塊だったようだ。

 

Comments are closed
error: