器と言葉・・・

器と言葉・・・

東京出張のときに、ふと寄らせてもらった

トルコの食器屋さん

 

アンティーク系や中東の食器って大好きで

( *´艸`)

 

なかなかピンとくるのって巡り合えないんですよね。

ふと目に留まって、セールしていましたから

『お買い得~しかも可愛いわーーー』って選びはじめました。

 

 

 

ひとつひとつが手書きなので

同じ色でも、細部が違う模様だったり

『迷うーーーーー』

( ;∀;)

 

 

奥から、トルコ人?

外人さんが出てきてこられて

『トルコ絨毯の上に、広げて見ていいですよ』

っておっしゃるから

 

 

お言葉に甘えさせてもらって

食器をたくさん眺めつつ、店主とお話してましたら

 

えらい日本語が堪能で、日本で育ったくらいのクラス

トルコから来られてかなり長いそう。

 

日本人の方とご結婚されてお子さんがいらっしゃるけど

訳あって離婚は出来ていなくてでもお子さんには会ってなくて

 

日本が大好きでその地区の行きつけの飲み屋さんでは

みんなが仲間で、ジャパニーズスタイルの

お酒呑みつつ、みんなで愚痴る??じゃないんですけど

そういうディープなサラリーマンスタイルが大好きみたい。

 

 

そんな話までしてたら店主が・・・

涙ぐまれて

 

 

 

(・・?

 

 

 

 

理由をお伺いすると

 

『2日後、トルコに帰るんです』

(お店に伺った時から2日後)

 

 

一時帰国かとおもったら、本帰国らしくて。

ええええ??

 

 

 

『日本にまた帰ってくるのですよね?』って聞いたら

『・・・・・・・・・・No・・・・』

 

 

まじで。

 

 

あんまり深く聞いてもよくないかな

とか、心開いてないのに踏み込むのも傷つけちゃうから

 

食器選びつつ、一緒にプチプチラッピングしつつ

 

違う話題を振ってみたり

楽しく会話しつつも、やっぱり『はぁ』という

ため息が、ある気がして

 

 

ちょっとずーーつやんわり聞いてみたのです。

 

 

すると

悲しい原因は

 

@籍が外れていないから新しい恋ができない

(宗教的な考え方も入っているとおもうけど苦しいようです)

@日本にずっと居たいけど、気力や希望がみえない

(周りの仲間は日本に居てほしいけどコレっていう生きる希望がほしいかな)

 

この2点かなと、話している内に気づきました。

 

 

 

こちらのプライベートな話も交えつつ

店主『あなたは出張で来てて何の仕事をしているの?』

バンビ『I’m fortune teller』

店主『Oh my Gooood!!!!!!!!!!Really???』

 

つづく

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